大切な契約書ー作成の際は弁護士に相談しよう!
契約書はだいじ!
契約書は、契約が成立したことやその内容を証明する重要な証拠です。契約書があればトラブルを未然に防止することだってできますし、万一トラブルになった時にも簡易で迅速な解決が望めます。
しかし、契約書を作成すればトラブルを必ず防止できるというものでもありません。むしろ契約書の記載内容によっては、それがかえってトラブルの種となってしまうこともあります。
契約書はトラブルになってしまった際に解決の基準となる大切な書類です。自分の要望や条件が的確に契約書に反映されているか、抜け落ちている事項はないか、という点はしっかりと確認するようにしましょう。
よくあるまずいケース
(1)契約書を作成していても、契約書の記載内容と実際の合意内容がずれているというケースがよくあります。契約書を作成するときの文言の選び方や記載の仕方がまずかったという場合です。
こうしたケースでは、契約書の記載内容が自分が想定していた意味内容とは別の意味に解釈される余地が生じてしまいます。
(2)また、契約書に書いてあることとは別の内容を口頭で取り決めたといったケースもよくあります。
こうした場合トラブってしまうと、当事者が合意したのは契約書の記載内容なのか、それとも口頭で取り決めた内容なのかがあいまいになってしまいます。
「自分は口頭で言われたことを信頼して契約書にサインしたんだから口頭で言われたことを基準に解決したい」と考えたとしても、その口頭での合意内容を立証しなければなりません。
そうした口頭での取り決め内容が録音されていれば立証は可能かもしれませんが、都合よく録音が残っていることはまれでしょう。
契約書の作成・チェックを弁護士に依頼するメリット
契約書作りは、どんなに短く、簡単なものであってもいろいろなところに法的な落とし穴が潜んでいるものです。
弁護士にご相談いただければ、相談者のニーズがどこにあるのかを的確に把握し、それを実現するためにはどういった条項を盛り込めば良いかについて様々なアドバイスが可能です。
契約書自体の作成をご依頼いただくこともありますし、ご自身で作成された契約書をこれで大丈夫かチェックして欲しいというご依頼もたくさんいただいております。
「契約書がなくて本当に大丈夫かなぁ」「作ってはみたけれど、これでいいんだろうか」という方はぜひ一度ご相談下さい。
プロの目できちんと診断いたします。