ボルダリングのすすめ

ボルダリング

ボルダリングは、壁面に設置されたカラフルな石(ホールド)を使って壁を登っていくスポーツです。さきの東京オリンピックでは、野中生萌選手と野口啓代選手がメダルを獲得したことで話題となりました。

私は3年ほど前からボルダリングジムに通い始め、どっぷりはまっております。今回のボルダリングの魅力について語っていこうと思います。

ボルダリングは全身を使ったパズルだ!

ボルダリングのジムに行くとコースが設定されていて、それを登っていきます。

課題を登る前にどのホールドをどう使って登っていくかを頭の中でシミュレーションします。これをオブザベーション(observation)と言いますが、要は頭の中で一回パズルを解くわけです。

そして次に実際に体を使って登ってみます。想定通りに登ることができる場合もありますが、ホールドの感触が想定と違っていたり、思ったよりもホールドの位置が遠かったりして登れないこともあります。

そういう時はまたオブザベーションをして想定ムーブを修正して、実際に登り・・・といった作業を繰り返していくわけです。

そうした試行錯誤を繰り返し、完登できたときの達成感は何物にも代えがたいものがあります。もっと上のレベルに挑戦したいという気持ちも自然に湧いてきます。

すべての人が自分のペースで楽しめる!

ボルダリングジムで設定されている課題には様々な難易度のものがあります。初心者向けの簡単なものから上級者向けの難しいものまでありますので自分の力量にあった課題を選んでチャレンジできます。

年齢、性別は関係ありません。子供だろうが成人男性だろうが高齢の女性であろうが、その人にあった課題は必ずありますので誰でも楽しめます。

他人との競争ではなく自分の限界への挑戦ですから、自分のペースで楽しめるところもボルダリングの大きな特長です。

ボルダリングは全身運動だ!

ボルダリングは腕を使って登っているように見えますが、実際には腕だけではなく肩や背中、腹部の筋肉も使っています。

また、難しい課題になってくるとつま先で小さなホールドをとらえなければならないことも増えますから、下半身の筋肉も必要になってきます。

「上達には自宅での筋トレも必要なの?」と思われるかもしれませんが、私はボルダリングを始めて2年間くらいは自宅で意識して筋トレをしたことはありませんでした。課題にチャレンジして楽しんでいるうちに自然と全体の筋肉が鍛えられていきます。

もちろん早く上達したければ筋トレをした方がよいでしょうが、ボルダリングを楽しむ上で必須ではありません。

ホールドのどこに手や足を置くかによって体の重心の位置が変わり、それに伴って指や腕にかかる負荷も変わってきます。ボルダリングではそうした繊細なバランス感覚も養われます。

筑豊でボルダリングを楽しむならここ!

実は筑豊・嘉麻市に九州最大級のボルダリング施設があるんです。

旧足白小の体育館を再利用した足白ボルダリングセンター「K-WALL」

とにかく広い。そして安い。レンタルシューズもあるのでボルダリング初心者でもその魅力を十分堪能できます。

私も何度か利用したことがありますが、壁の種類や課題の数も多く、とにかく楽しめます。

こちらに紹介記事がありますのでリンクを貼っておきます。

2時間540円!九州最大級「K-WALL」でボルダリング(嘉麻市)

足白ボルダリングセンターK-WALL

走るのも苦手、球技も苦手という方でも、ボルダリングならきっと楽しめます。

運動不足の解消にボルダリングはいかがでしょうか。