医療・福祉関係の方達とのお勉強会を開催しました。【第2弾】

2月13日に、医療・福祉関係の方達とのお勉強会を開催しました。

1月23日に実施した医療・福祉関係の方達との勉強会の第2弾です。これまで飯塚記念病院のワーカーさんたちと2回お勉強会をしましたが、今回は特定の病院に勤務する方だけでなく、いろんな病院、機関の方にお集まりいただきました。本当にありがとうございます。

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今回のテーマは相続!

今回のテーマは「相続」です。

相続はお話しする事柄がとても多い分野で、本格的にお話をするとなればおそらく2時間枠の講義が10回くらいは必要になってきてしまうくらいです。

今回はそこまで突っ込んだお話はせず、相続にまつわる基本的な事項や、医療・福祉の現場で問題となることが多い事柄を中心的に取り上げました。

そもそも「相続」ってなんですか、ということろから、誰が相続人になるのか、それぞれの相続分はどれくらいになるのかなど、基本的な事項は具体例を交えつつお話ししました。

例えば、サザエさん一家で波平さんが亡くなったとき相続人は誰になるか分かりますか?

ちびまる子ちゃんの一家で、父・ヒロシが亡くなった場合はどうでしょうか?

医療・福祉の現場で問題となる事項についても詳しく解説!

通常の相続セミナーでは、相続の基本事項を説明した後は、「自分の相続人は誰になるか考えてみましょう」、とか、「遺言書の内容を考えてみましょう」といったお話をします。

もちろんこうした自分の相続について考えることもとても大切なことです。しかし、医療・福祉の現場で問題となるのは、例えば

  • 患者さんや利用者さんが故人の相続人になっているようだが、本人がそのことを理解できているのかどうかよく分からない
  • 患者さん・利用者さんが亡くなったけれども、相続人と連絡が取れない
  • 患者さん・利用者さんが亡くなったけれども、相続人が遺品の受け取りを拒絶している

といったことです。こうした事態が発生したときにどう対応すべきなのか、あるいは、こうした困難な事態が発生しないためにはどうすればいいのか、といった点についてお話ししました。

ご好評いただきありがとうございます。

勉強会をにはいろんな機関から10名以上の方々にご参加いただきました。

サザエさんやちびまる子ちゃんの例がとても好評でした。会場からもたくさん質問をいただき活発な意見交換ができたと思います。

勉強会後のアンケートも高評価をいただけたようでありがたい限りです。

ぜひシリーズ化したい!

こういったお勉強会は個人的には月1回くらいのペースでつづけていきたいと思っています。

私としても現場の方々のお話をじっくりうかがうことができる貴重な機会ですので、ぜひシリーズ化して続けていきたいと思います。

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