飯塚記念病院のソーシャルワーカーさん達のお勉強会にお招きいただき、債務整理についてお話しをしました。

11月2日、飯塚記念病院のソーシャルワーカーさん達のお勉強会にお招きいただきまして、債務整理についてお話をさせていただきました。

弁護士のみでは解決できない相談もたくさんあります。

前々から福祉職の方々との勉強会を開催したいと思っておりまして、というのも、弁護士という仕事をしていると福祉の観点からも支援の必要な方の相談を受けることがたくさんあります。

しかし、弁護士は法律については勉強していても福祉関係の事情については必ずしも明るくありません。

例えば、ギャンブル依存症の方が借金問題で相談に来られた場合、弁護士として破産の申立によって借金問題を解決することはできます。しかし、その原因であるギャンブル依存症を改善することができなければ早晩元の状態に戻ってしまいます。

そういった意味で法律職と福祉職との連携は、相談者の生活の再建のために是非とも必要なものなのです。

こうした問題意識から飯塚記念病院の知り合いのワーカーさんにお話をしたところ、勉強会にお招きいただけることになりました。

皆さん本当に熱心に聞いてくださいました!

勉強会では、私の方から弁護士が債務整理の案件についてどういった対応をしているのかについてお話をいたしました。

任意整理、破産、個人再生の概要や、身に覚えのない請求書が届いた場合の対応、消滅時効の援用、ヤミ金に対する対処法など、少し盛り込みすぎたかもしれません。しかし、皆さんとても熱心にメモをとりながらお聞きくださり、こちらも話し甲斐がありました。

また、質問もたくさん頂き、皆さんの熱意がひしひしと伝わってくるいい勉強会になったと思います。

第2弾も計画中です!

なお、年明け1月に第2弾として、相続についてもお話をさせていただく予定です。

第2弾もこのコラムでご報告をしたいと思います。

また、講演依頼もどしどし受け付けております。

テーマは債務整理に限りません。

離婚、相続、労働問題、交通事故、契約、高齢者・障害者問題などなど幅広く受け付けておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。