法律用語の弁護士コラムを更新しました。

我々法律家は普段専門用語を使ってお仕事をしております。

その専門用語の中には、一般の方には聞いただけ、見ただけでは意味のわからない言葉も多く含まれていることと思います。

しかし、これはわざとわかりにくくするために専門用語を使っているわけではありません。

専門家同士の間ではこうした専門用語を用いて話をした方が、誤解もなく、簡単に、こちらの意見なり主張を伝えることができるから、こうした専門用語を用いるわけです。

法律相談のときなど、一般の方に説明するときは、専門用語はできる限り使わないで、日常よく使うごく普通の言葉を用いて対応しております。

ただ、専門用語を使わないで説明するのって実は結構大変で、正確に説明しようとすると長く回りくどくなってしまいますし、短くしようとすると正確性が犠牲になってしまいます。その辺の兼ね合いが悩みどころです。

また、結構困るのが「日常語と意味がずれている専門用語」です。

例えば、「善意」「悪意」という言葉。一般的には、

  • 「善意」は「親切心」とか「好意」
  • 「悪意」は「他人を憎む気持ち」とか「害を加える意思」

といった意味で使われる言葉ですが、法律用語ではこうした倫理的な意味合いは含んでいません。

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